ところで、お二人がマリオ64RTAを始めたきっかけとは?


kirsche.: コブさんどうぞ。
コブレッティ: 一言で言うと、リスナーさんからの提案でした。
kirsche.: ほう(・ω・)
コブレッティ: 小学生の頃からマリオ64というゲームは好きで、その頃既に120枚コンプリートだけでなく、全ステージオールコインまで達成してたほどでしたので、ニコ生で放送を始めた頃も、マリオ64をメインにやりたいなーという意識はありましたね。当時16枚なんて全然知らず、緑の悪魔という遊び*1ばっかりやってたのですが、いざリスナーさんからの提案でやってみるとどっぷりハマっちゃいました(笑)
kirsche.: へ〜じゃあリスナーさんは16枚RTAを知ってたんだ。
コブレッティ: その時既に16枚RTAを放送でやってた人はいましたからね。
kirsche.: 古参以上の古参だー。
そういえば、隠れたコインの放送*2は見ましたよw
雪山とかちびでかですね。
コブレッティ: 雪山というか、スノーマンズランドかな。
kirsche.: そうそう。
コブレッティ: オールコインを小学生の頃にやったと言いましたが、実際は達成できてなかったということですw
あんなのが攻略本に載ってるはずもないですから。
kirsche.: そこでコブ少年は納得できなかったわけですねw「もっとマリオ64やってやらないと気が済まない」とw
その経緯だったら私も極めないと納得できないってなりそうです。
コブレッティ: いえ、実際はマリオ64なら普通の人よりはできるだろうと、放送でやってリスナーにおおー!と言わせたいから放送始めたんですけどねw
kirsche.: なるほどw
実際16枚RTA始めた当初はどうでした?
サクサクでした?それとも一筋縄では行かぬ!でしたか?
コブレッティ: 20分台まではサクサクでしたね。小学生の頃と、緑の悪魔時代の下積みがきいたようで、基本動作はある程度できてましたね。
kirsche.: ふむふむ。そっから先は大変だったと。
コブレッティ: ですね。
kirsche.: なるほどー。
私のキッカケはですね、
発売当初は普通に遊んでて、友達と遊びながら120枚集めた程度でした。
その後中学・高校は勉強に集中するためにゲーム機を全部売ったんです。64、SFCゲームボーイ…かな。ソフトも含めて全部。プレステは持ってませんでした。
それで大人になってふとあるとき「やりたい…」と思ってw
それで入手しなおして、ちょいちょいって遊んで満足。
コブレッティ: ふむふむ。
kirsche.: だけどたまたまニコ生で…コブさん横瑞さん知ってますか?
コブレッティ: もちろん。
kirsche.: 当時横瑞さんが忙しくなる前で、16枚RTAをやってたんです。
それをたまたま見て、へー面白そう。でも自分にはできないよ…って思って。
コブレッティ: 彼女も僕が教えました(笑)
kirsche.: そうだったんだw
でも、そのニコ生で「マリオ64好きだけど、こんなのできるのかな」みたいなコメントしたら、横瑞さんが「16枚なら誰でも出来るから」って言ってて、「誰でもできるなら私にもできるな…(・ω・)」って思ったんですよねw 素直にそう思ったw
それでもともとやってた配信でマリオ64RTAをスタートしました。それが始まりですね。
コブレッティ: なるほど、まさかよこねぇの影響を受けてるとは思いませんでしたw
kirsche.: w
でも当時の「16枚なら誰でも出来るから」ってセリフを取り違えてたんじゃないかなって今は思う。私はてっきり、70枚とか120枚は枚数が多い分、技が多いから誰でもはできないみたいな、そんな意味だと思ってたんですよ。16枚は枚数少ないし。そういう意味かなって思ってたけど、
コブレッティ: あーなるほど。
kirsche.: たぶんあのとき横瑞さんの頭の中では1枚や0枚*3のことをできないの方に入れて考えてたんだなと。それで16枚なら誰でもできるから〜と言ってたんじゃないかな。
コブレッティ: 1枚・0枚はかなりの技術が必要ですからね。
kirsche.: 私は当時1枚・0枚の存在を知らなかったw
だからそう思ったんですよね。素直に、「確かに16枚なら少ないから簡単そう♪」っていうw
バナナダイエットなら簡単そう♪っていうノリと一緒でしたw
コブレッティ: しかし枚数が少ないという理由で16枚をやってる人が多いのは事実だと思います。
kirsche.: そうですね。30分きれば枠内というのも大きい。


kirsche.:16/30/45/70/120の違いって、単純に大は小を兼ねるなの?
コブレッティ: 個人的にはその答え、70%正解ってところでしょうか。
kirsche.: ふむ。
コブレッティ: 大は小を兼ねる…というより、やった分だけやはり基本動作の精度が上がるわけですから、16枚を極めた方が70枚に移行して短期間で1時間切りをしたのはやはりそういう理由からだと思いますし、僕も実質70枚1時間切ってから16枚のタイムも伸びました。
kirsche.: ほう。あと、順番はともかく、取るスターは大は小を兼ねてるんですか?
30枚では取るけど、45枚では取らないスターとかあるのかな…と。
コブレッティ: 45枚は、ラストクッパを倒さなければいけない、30枚はラストクッパを倒す必要はない。
この違いから、ルートは全く異なってきます。
kirsche.: えええそうなんだ。16枚しかやったことないので新鮮です…!
コブレッティ: 特に45枚は各ステージ3枚ずつ必ずとらなければいけないというルールなので、
kirsche.: はい。
コブレッティ: それに対し30枚は、なんでもいいので30枚集めた時点で終了というルールなんですね。
kirsche.: へえええ
それでBLJ可/不可やウサギバグ可/不可が変わってくるんですね。あとLBLJとかSideBLJとか。*4


kirsche.:ところで、実はRTAで対決ってまだ私やったことないんですよ。対決の面白さって何ですか?
コブレッティ: 対決の面白さは、やはりリアルタイムで競っているという楽しさですかねー。
kirsche.: ほう。それはチャ民が盛り上がってるのが伝わってくるんですか?
コブレッティ: 両方の放送を2窓しているリスナーさんが、相手の状況を逐一報告してくれたりして、相手が今どんな状態なのかまるわかりになるんですよねw
kirsche.: ウォーターイン○分○秒!とかですねw
コブレッティ: ですね!!例えば他にも「○○さん今度おごるから待ってー」なんて言えば、それをリスナーが相手に伝えたりしてくれますw
kirsche.: ww
対決というと、私の中では120枚リレーやマザーシップ*5をまず思い浮かべるんですが、
120枚リレーにコブさん出てるんですよね。
コブレッティ: ですね、僕はこれまで開催された120枚RTAリレーに関してはほとんど出場経験があります。
kirsche.: 私はタイムシフトや録画でしか見たことがないんですが、そうとう盛り上がってますよね。やっぱり反響も大きいですか?
コブレッティ: やはり本番の枠ではコメント・来場者の数がはねあがりますね!
kirsche.: ふむふむ(`・ω・´)
コブレッティ: 事前に大々的に告知をして、リスナーさんもそれで楽しみにしてくださる方が多いと思いますので。
kirsche.: はい。
OPのクオリティもやばいですよねww
コブレッティ: あれはすごいですねw毎回驚かされますw
kirsche.: 最近変わったコブさんのコミュシンボルやツイッターアイコンの絵師さんもOPで描いてませんか。もしかして。
コブレッティ: その絵師さんは第4回リレーやマザーシップでのOPで描かれてますね!
kirsche.: ですよね! 瞳のあたりとかに見覚えあるなーと思ってw めっちゃかっこいいです!
私のところにもありがたいことに絵師さんがいて、「とりあえず私とマリオで、あと私の名前入れて!みんなそうしてるから!」って言ってお願いして描いてもらいましたw
コブレッティ: キルシェさんのサムネイルも可愛らしくていいですよねー!
kirsche.: ありがとうございます(´ω`) 絵師さんのおかげですw
私もいつか大会とか出て、カッコ美しい絵で描いてもらうのが今の夢ですねww
最近のマザーシップではポップ調のかわいい絵でしたけどね(´ω`)
コブレッティ: キルシェさんの技術なら努力次第で大会出場も全然夢じゃないですよ!
kirsche.: 頑張ります!
あ、あとひとつ。
スーパー人生*6の魅力ってなんですか? 記録保持者としてぜひ聞きたいですw
コブレッティ: RTAとは違って、一つ一つスターを取る事が確実に記録につながっているところでしょうか。RTAは大きなミスをしちゃうと記録が絶望的なんてよくありますけど、スーパー人生はのんびりやれますからねー。
kirsche.: はーなるほどー。私はまだその魅力がわからないかな…。コーヒーやワサビの魅力が大人にならないと分からない感じですね(´・ω・`)

*1:各ステージにて、とあるポールを登ると出現して追尾してくる1UPキノコから逃げ回りながら8枚赤コインスターを取る遊び。

*2:ステージの壁や地面に隠されたコインが存在し、マリオ64に詳しいコブレッティ氏がその場所を見せたり、その隠しコインで100枚スターを取った場合どうなるかを実験した放送のこと。すでに配置してしまったコインが、なんらかの理由で隠さなければならなかったためにこのようなコインが存在するのだろう。

*3:LBLJやSideBLJを駆使して行われるRTAの一種。詳しい解説は割愛する。

*4:「LBLJ」は1階ロビーで行うBLJのこと。「SideBLJ」は、階段を進行方向ベクトルに使って行う通常のBLJに対し、その階段を横に使うBLJである。詳しい解説は割愛する。

*5:「120枚リレー」は120枚RTAを複数人に割り振ってチーム対抗で対戦する大会のこと。「マザーシップ」はマリオシリーズのゲームのRTAを複数人に割り振ってチーム対抗で対戦する大会のこと。共にニコ生で行われる人気の大会である。

*6:ノーダメージ縛りプレイのことであり、RTAではない。細かいルールがあるがここでは割愛する。